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ABOUT

快腸走は、株式会社快腸走の社長 片岡治樹の実体験を元に、駅伝・トレランの聖地「妙高」から生まれたランナーのためのサプリブランドです。

私は陸上未経験ながら、初マラソン(2023年12月)で4時間10分47秒からスタートし、わずか約1年後の2025年1月には2時間59分23秒でサブスリーを達成しました。同年4月には駅伝やトレイルランの聖地・妙高へ移住し、マラソンやトレイルランに本格的に取り組んでいます。

もともと私はビジネスで最高のパフォーマンスを発揮するため、健康管理や腸内環境改善には強く意識を向けており、ランニングを始める前は胃腸トラブルとは無縁でした。ところが、インターバル走や60kmを超えるロング走など高負荷な練習を重ねるうちに、下痢や便秘、さらには山中で急な便意に襲われるといった経験をするようになったのです。トレランのレースで万全を期すために、良好な腸内環境を考えるならば本来は避けるべき浣腸をレースの度に使用していたこともありました。

やはり前から知っていた通り、ランニングはあらゆるスポーツの中でも最も腸内環境にダメージを与え、胃腸トラブルが発生しやすい競技であることを実感しました。正直、ランニングをこのまま続けてもいいのか不安になることもありました。そこで私は、腸内環境を整えるための食事・サプリ・生活習慣改善を一層徹底。その結果、以降は胃腸トラブルゼロとなり、毎日が快腸になりました。

約1年でサブスリー達成できた要因の一つには、この「胃腸コントロール」があったと今では考えています。胃腸が健康だからこそ、毎日20km月間走行距離600kmの練習量をコンスタントに詰める身体のベースができ、練習が走力に反映されていったのだと思います。

一方で、ラン仲間の多くは今もレースや練習の度に胃腸トラブルに悩まされているのを目の当たりにしました。例えば、100kmのトレラン中に補給食を受け付けなくなったり、マラソンで急な下痢に見舞われタイムロスしてしまうケースです。実際、世界有数のトレランレース「ウェスタンステイツ100マイル」を対象に行われたアメリカの研究では、96%のランナーがレース中に、下痢・嘔吐・補給拒否などの胃腸トラブルを経験したと報告されています。もう少し幅広く市民ランナー約2,000人を対象としたオランダ・ベルギーの研究では、57%が胃腸トラブルを経験したと報告されています。あえて直球に申し上げますが、医学用語として“Runner's trots(ランナー下痢)”という単語があるほど“ランナーのうんこ問題”はあるあるなのです。私はこの話をラン仲間にすると「たしかに自分も何かしらの胃腸トラブルの経験があるな」という趣旨の答えが100%返ってくるのですが、いかがでしょうか。

それでも多くのランナーは、補給食の種類を変えるなどの試行錯誤を続け、根本的な解決策がないまま“出たとこ勝負”で走っているのが現状です。それもそのはずで、現在市場に出回っているジェルなどの補給食の類は、主に「エネルギー摂取」に集中しており、補給食の受け皿となる胃腸にアプローチした商品がごく限られているからです。そのごく一部の商品には乳酸菌を配合したものがありますが、そういった善玉菌の摂取は乳酸菌を含む多様な善玉菌と食物繊維を普段の食生活から継続的に摂取してはじめて効果が現れるものであって、レース本番のここぞという時にピンポイントで摂取して効果を発揮してくれるものではありません。また、レース中に下痢や吐き気などの症状が出た際に、下痢止めや胃腸薬といった医薬品を使用される場合がありますが、これも気をつけたほうがよいです。下痢止めは腸の働きを良くも悪くも抑え込んで症状を止める“最後の手段”として使えますが、それと引き換えに栄養や水分の吸収も抑えるのでエネルギー不足や脱水症状を招くリスクがあります。胃腸薬に関しては、吐き気を抑える効果はありますが、吐き気の原因であるランニング時の小腸粘膜の血流不足を防ぐ効果は無いので対処療法的にしか使えません。一時的に「気持ち悪さ」が収まっても、胃腸の吸収力そのものは改善していないためエネルギー不足や脱水症状のリスクは残ったままです。

このように、現在よく使われている商品がランナーの根本的問題を実は捉えきれていないことを理解していただけると思います。レース前のランナーの胃腸を直接サポートし、胃腸のトラブルを予防し補給を受け付けられる準備体制を整える商品がこれまでなかったのです。

そこで私は、自らの克服経験と知識を活かしてこの問題を解決したいと考え、「快腸走」を立ち上げました。第一弾製品は、ラン前に摂取することで「ラン前の排便促進」と「ラン中の胃腸トラブル予防」を同時に叶えるサプリメント 「快腸走スタンバイ」。走ってる最中のトイレ(大)の不安を払拭し、胃腸トラブルの根本的原因である小腸にアプローチする“守り”に特化した今までにないランナー向けサプリメントです。

インターバルやロング走など外せないポイント練習、またマラソン・トレラン本番の約4時間前にコーヒーなどに溶かして飲むことで、朝にスッキリ快便させて大腸を空にします。さらに、ラン中に小腸が血流不足になることで吐き気や下痢などのトラブルが起こりやすいのですが、快腸走スタンバイは血流不足でダメージを受けやすい小腸粘膜をあらかじめ保護・エネルギー補給しておくことで、機能低下を最小限に抑えます。

これにより、吸収機能を担う小腸が安定して働き、補給食や水分の吸収率も高まります。その結果、快腸走スタンバイを摂取することで“守り”の課題解決に加え、ランナーが“攻め”の対策として意識している「エネルギー摂取」の効果も最大限に引き出せます。つまり、普段使っているエネルギージェルをそのままに、「快腸走スタンバイ」をプラスすることで胃腸トラブルを防ぎながら、さらに高いパフォーマンスを実現できるのです。
 

以上、快腸走の意義をご理解いただけたでしょうか。おそらく、私と同じかそれ以上にランニングに真剣に取り組んでいるほど、私の問題意識に深く共感し、快腸走が皆様のランニングパフォーマンスに与えるインパクトの大きさを感じていただけたかと思います。


最後に、私はマラソンやトレランに真剣に取り組むランナーです。私はこれまでの起業家としてのキャリアの中、正直申し上げて“いかに儲けられるか”起点で事業を考えることが多かったです。しかし、快腸走は違いました。

とある日。キツい10kmペース走を終えてリラックスしながらラン仲間と一緒にダウンジョグしている最中に、その方から「トレランのレース中に胃が受け付けなったりお腹が痛くなることがあって不安なんだよね。」と打ち明けられました。私よりもラン歴のずっと長いベテランの方です。年齢のせいなのかなと諦めたような表情を見て私は可哀想な気持ちになりました。「それなら」と私が解決方法を提案すると、その方は「その方法で試してみようかな」と少し前向きになられました。私は少しお役に立てたのかなと思い、嬉しかったです。と同時に、「自分が当たり前だと思っていた知識を、意外にも他の方は知らないなんてもったいないな。もし私の知識と経験を惜しみなくご提供すれば、多くのランナーの胃腸トラブルを解決できるのでは。」と考えるようになりました。快腸走はその“お役に立たせていただきたい”という私の純粋な気持ちから生まれたものです。私は、志を同じにする仲間に私の知識と経験とスキルをお裾分けして、少しでもお助けしたいと考えています。

同じ目線でラン仲間であるお客様皆様に、快腸走の商品を誠実に開発・お届けし、お役に立てることを願っています。

「全てのランナーの胃腸トラブルを解決する。」
これが、快腸走のミッションです。​

株式会社快腸走​

代表取締役社長 片岡治樹

1994年生まれ、愛知県名古屋市出身。2018年、南山大学法学部を卒業後、東京の会計系コンサルティング企業「㈱エスネットワークス(東証プライム)」に入社。その後、「㈱NTTデータ経営研究所」へ転職し、M&Aや資金調達などの実務を経験。財務・会計分野のスキルを基に、2021年に独立して東京都内で株式会社KFinanceを設立。中小企業やスタートアップの資金調達支援に取り組み、国内外の投資会社に加え、本田圭佑氏や前澤友作氏など著名投資家にも多数の提案活動を行った。
2024年、友人がCEOを務めるカナダの外資系スタートアップに誘われ、日本事業責任者として参画。カナダ・イタリア・日本のグローバルチームで立ち上げ期の陣頭指揮を執り、日本の漫画出版社やアニメ企業、有名大学漫画サークルへの営業活動を通じて取引先の開拓に成功した。

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ランニングを本格的に始めたのは2024年、事業に行き詰まりを感じていた時に息抜きとして出場した妙高のトレイルランニングレースがきっかけ。走っている最中、思考のほつれがほどけ、事業の突破口となるアイデアが湧く感覚を得て、走ることの魅力に惹かれていった。トレランでより強くなるためにマラソン練習も開始し、わずか約1年後の2025年1月にはフルマラソンで2時間59分23秒を記録し、サブスリーを達成。
同年4月、理想的なランニング環境を求めて駅伝とトレランの聖地・妙高へ移住。現在は、自身の経験と栄養学の知識をもとに、ランナーが抱える深刻な胃腸トラブルを解決することを使命とする事業「快腸走」を立ち上げ、展開している。

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メールアドレス:h.kataoka@kaichoso.com

​オフィス所在地:新潟県妙高市関川 2228-1 MYOKO BASE CAMP内

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